今回は、徒然に【ご先祖様のパラドクス】について考えてみようと思います。
1 ご先祖様の数
ご先祖様の人数を数えてみました。
〇1代目で両親が2人。
〇5代目で32人。
〇10代目で1,024人に達する。
更に、
〇20代目で104万8,576人。
〇30代目で10億7,374万1,824人。
〇40代目で1兆995億人を超える。
(あれ~?)
※何処かにパラドクスが存在する!
2 数字だけの落とし穴
しかし、1,000人暮らす島の人口は、100年経っても増えも減りもしていない事実。
時間・空間の欠落により、数字的計算だけでは解決出来ない。
自分のご先祖様の人数は、
〇33代前には85億8,993万4,592人
に達し、既に現代の世界の総人口を超える。
そこで、疑問が湧いてくる。
※実際の人口は、どうだったのか?
〇30代前は鎌倉時代に当たり、人口が約757万人であったとされています。
それが、私一人の先祖に対するパラドクスであり、世界の全ての人に対して考えると複雑過ぎて理解できなくなってしまう。
3 日本の人口の歴史的推移
日本史上、人口の推移を調べたところ、
弥生時代 約 59万人
平安時代 約644万人
戦国時代 約1,227万人
だったとされています。
きっと誰もが、自分のご先祖様を何代も遡(さかのぼ)れば、
〇共通するご先祖様が何人も存在して、
〇恐(おそ)らく皆同じご先祖様に辿り着いてしまう?
という事実を想像するでしょう。
逆に、未来を想像し「一人から2人の子供が出来たとして」子孫の人数を数えると、1000年先には子孫の因子数が60億人を超えることにも繋(つな)がります。
4 結論(人類は皆家族)
人は皆同じ兄弟姉妹であり、一つの家族や民族になって纏(まと)まっている事になる。
よって、この世界の片隅で私達が生きることは、誰しも未来の歴史において影響を及ぼす事に繋がると考えられます。
懐古庵主
追記
因(ちな)みに遠い昔、私のご先祖様が、毛並みの良い猿(さる)で有ろうが無かろうが、何ら関心の無い事です。
0コメント