怒る時、祈れ。(ルター)
マルティン・ルター
1483年~1546年
16世紀、神聖ローマ帝国時代のドイツの宗教改革者。
(石碑の説明)
この石碑は、懐古庵の南側の庭に置かれています。
とかく人は、理不尽な行為に対して、負の感情が沸き起こり、怒りを覚える事がある。
所詮、人間の遺伝子はチンパンジーと99%変らない。
欠点だらけで完璧な者などはいない。
むしろ自分の思い通りにならない事が有って当たり前、仕方ない。
完璧主義を求めると気苦労が絶えない。
相手に期待するのではなく、自分が変る方が世渡りは何とかなる。
どうしても自分の感情を抑え切れない時には、諦めてお互いの愚かさを祈る方が気持ちを冷静に保てる秘訣である。
このルターの名言は、最も短くて心に刺さる寸鉄の言である。
(懐古庵の名句碑について)
古民家ギャラリー懐古庵の庭は、「名句碑の杜」になっています。
石碑は、人生の指針を表す「座右の銘」を碑文にしており、最も有用な思考
〇黄金律:利他主義(利他の精神)
〇ゲーテ思想:自由と平和の調和
〇禅名句:人生の生き方
を唱えています。
名句碑、ゲーテ思想、寸鉄の言、フォーカシング・イリュージョン(人生の罠)等、ビジョンに対するワードについては、グーグル検索の上位に定着しており、古民家ギャラリー懐古庵にとって強みの観光資源になっています。
(おわりに)
当庵の石碑紹介も、残り僅かになってきました。
特に「ゲーテ思想」については、「寸鉄の言」で記述した必然・分別・不実こそ、当庵にとって「ビジョンの背骨である」と云っても過言ではありません。
これから古民家ギャラリー懐古庵では、庶民の民俗文化を継承し、地域の観光資源になれるよう努力して参りたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
懐古庵主
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