私は、自宅の庭を散歩することが朝の日課です。
1 はじめに
五月は気候が良く、散歩するには とても清々しい季節です。
毎朝、庭を散歩して植物を眺め、季節の移り変わりを楽しんでいます。
そこで今回は、「朝の散歩をご一緒に」と云う思いで庭の植物等を記事にしました。
2 順路
(1) 見晴らしの良い高台の庭
玄関前には、日差しを和らげるヤマボウシ(白)の立木が植えられています。
その南側を通り抜けて、中段の庭へ降りて行きます。
(2) 木陰の散歩道
石段を降りれば、樹木の下に飛び石などの散歩道があり、木陰を歩くと緑が清々しく心が癒やされます。
石段の下には、左右にカリンの木とマルバノキがあり、散歩する小径(みち)は直ぐに二手に分かれます。
カリンの木を見上げると、枝には沢山の実を付けています。
二手に分かれた小径(みち)の中央には、ビーナスの石像が置かれ、周囲のクロモジ・葵・千両等の葉が青々としています。
真っ直ぐに続く小径を歩いて行けば、眺めの良い高台に出て薮へと続き、左へ向かう小径の先は芝生の庭へと続いています。
(薮へ続く小径)
(芝生の庭へ続く小径)
樹木の下の小径(みち)では、季節の草花や蔓(つる)性植物等の趣きを楽しむことができます。
①アオダモの木に絡むクレマチスの花
②アオキに絡みつくサルナシの蔓
③庭に作った小さな畑
④薮の手前の高台に咲くラベンダーの花
⑤スズランの木に作られた小鳥の巣
⑥中央に開けた芝生の庭
⑦芝庭の片隅に咲いたガーベラの花
⑧日増しに艶やかさを増すサツキの花
⑨赤黒色のバラの花「ルイ14世」
⑩芝庭から北側へ続く散歩径
散歩径の脇に植えたコバノズイナが、白い花を一杯に咲かせています。
この木の葉が、秋には見事に紅葉するのも楽しみの一つです。
⑪ハーブの香り漂うローズマリー
小径沿いには、ローズマリーなどのハーブ類が植えられており、大きく育っています。
⑫芝庭の中央から北側に入る小径
⑬芝庭の東から北側へ行く小径
⑭北側の庭の散歩道
北側の庭には石畳の小径があり、晩白柚(ばんぺいゆ)・南天・赤松・柿の木(大秋)・ヤマボウシ(赤)・クロモジ等を植樹しています。
今の季節、ヤマボウシの花(赤)やアマリリスの花が綺麗に咲いています。
⑮アマリリスの花
3 おわりに
私は、暇さえ有れば気晴らしに庭を散歩しています。
庭は、四季を映し出す小自然・小宇宙であり、生命の営みや樹木の生長を楽しむことが出来ます。
頭上を覆い尽くした枝の下、生い茂った樹木の間など散歩すると、心地よい木漏れ日を受け、心地よい微風(そよかぜ)を感じ、生きている幸せを実感します。
懐古庵に従事する傍ら、この小自然との心地よい時間を大切にして行きたいと思っています。
懐古庵主
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