先週の13日(土曜日)夕方、台風8号が通過しました。
1 はじめに
今回の台風は、1000hPa程度の勢力で暴風域を伴わない雨台風でした。
それでも懐古庵では厳重に台風対策を行ない、13日(土曜日)を臨時休業にしました。
前日12日(金曜日)から外側の大型展示物を納屋に片付け、雨戸を全部閉めておきました。
そして、その日の夜は警報級の大雨となり、備えをしておいたので安心しました。
2 備えあれば憂いなし
(1)南側の雨戸対策
強風を伴う時には、雨戸の固定も行いますが、今回は、そこまでは行いませんでした。
東側の雨戸以外は、半年以上閉めていなかったので、掃除機でホコリを吸い取りながらの作業となりました。
(2)西側の雨戸対策
西側の雨戸も暫く閉めていなかったので心配しましたが、壊れも無くスムーズに閉めることができました。
(3)北側2階の雨戸対策
2階の雨戸も台風の時以外は閉めていませんが、今回は簡単に閉まりました。
(4)納屋の入口の台風対策
納屋の玄関に取付けた板戸は、室内に収納してあった物で、順調にはめる事ができました。
外に展示していた古物品は、全て室内に収納しました。
(5)台風後の日常
台風が過ぎた翌日(14日 日曜日)、午後から雨戸を開けて新鮮な空気を取り込み、営業を少し行ないました。
3 おわりに
今回は、台風対策が少し過剰すぎたかもしれませんが、これからの台風シーズンには雨戸対策が欠かせません。
大型台風にも対応できる様に、確認を兼ねて行いました。
中国の「易経」に、
霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至る
という戒めがあります。
それは、霜を踏む季節になると、まもなく堅い氷にとざされた冬がやってくる、との意味で、そこから
履霜(りそう)の戒め
という諺(ことわざ)になっています。
その意味は、
大事の前には必ず小さな前兆があるから、まずそれを察知して準備をせよ
とのことです。
最近、9月・10月の台風シーズンには、スーパー台風なども発生しています。
準備を怠らず対応できる様に、今回は古民家の台風対策として雨戸に不備は無いかも確認した次第です。
懐古庵主
※参考資料
(株)学習研究社 発行
用例でわかる
故事ことわざ辞典
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