夏から秋への歳時記。

 初秋に厳しい残暑が続き、ようやく自宅の庭にも秋の気配が感じられ様になりました。

1 はじめに

 ここ1~2年の間、樹木が育って間隔が狭くなる毎に大木に成る木は伐採し、果樹を残すようにしてきたので、数年前の庭とは若干趣きが変わってきました。

 畑や庭で育てた夏野菜も、今では売りに出ているのが冬瓜だけになっています。


2 庭の風景

 

⑴南側、植樹の庭

 ①自宅から見下ろした景色

 最近、中央にあったイロハモミジを伐採し、「象の腰掛け」(陶器)を置いてあります。

 

 ②飛び石の小径と「象の腰掛け」

 イロハモミジを伐採して、直ぐ横の果樹「四つ溝柿」・「豊後梅」が大きく育ってくれるのを期待しています。

 

 ③薮への小径

 薮へと向かう小径の脇には、以前、常緑樹のシラカシがありましたが、大木に成るので伐採しました。

 そして、そこにビーナスの石像を置いて周囲に葵を植えてあります。

 また、その東側にあったコナラも伐採して、そこを「小さな畑」にしました。

 最近では、小径の南側にあった八重梅の木も伐採して踏み石にしたり、薮側にあったシロモジも伐採して日差しが入るように改善しました。

 今後、八重梅を伐採した横のモミジ「青枝垂れ」が成長して紅葉するのを楽しみにしています。


 ④小さな畑の様子

 今年の夏は、小さな畑でミニトマト・オクラ・ゴーヤ・白瓜等を育てました。


 ⑤畑にナスが植えられている状況

小さな畑には今も長ナスが実っています。


 ⑥畑に秋野菜を植える所

 何種類かの秋野菜を植える為、牛糞を入れて耕してあります。


⑵北側、芝生の庭

 ①自宅から見下ろした景色

 写真の右下付近に植えられていたモミジ「青龍」が立ち枯れしてしまったので、そこに石碑を置くことにしました。


 ②モミジが立ち枯れした場所

 「青龍」は、紅葉がとても綺麗だったので、立ち枯れしたのがとても残念です。

 その場所は、植えた木が何度も枯れているので、今後は菅原道真の名句碑を置くことにしました。

 

 ③次郎柿が実っている様子

今年は、次郎柿が少し実り始めました。

 台風14号の接近が気になりますが、少しでも収穫できるのを楽しみにしています。


3 残った夏野菜

⑴白瓜・長ナス

夏野菜では、ナスや白瓜が人気でした。

 自宅の庭では、あまり良い白瓜ができませんでしたが、妻の実家の畑では、大変良い白瓜ができました。


⑵冬瓜の販売

 今年の冬瓜は、妻の実家の畑で以前の種から生えた物です。

 長冬瓜は1本の苗から10個くらい収穫でき、ミニ冬瓜は1~2本の苗から20個以上も実りました。

 ミニ冬瓜は、まだ収穫していない物が10個くらい有りますが、作りすぎれば売れ残ってしまいます。

 懐古庵では、古物展示場の前で長冬瓜・ミニ冬瓜、どちらも1個200円で販売しています。

 昨年は、売れ残ったミニ冬瓜が冬まで保存できました。


4 おわりに

 最近は、常連のお客さんが車両で野菜売り場で立ち止まり、どんな野菜が売りに出ているか確認して下さいます。

 これで一先ず夏野菜のシーズンは終りですが、冬瓜だけはまだ沢山残っています。

 先日、畑に秋用のジャガイモ・ダイコン・カブ・ホウレンソウの種を撒きました。

 今年の秋には里芋も沢山できそうですので、これからも懐古庵に野菜が並んでいるのをお楽しみ下さい。

 家族一同、皆様の笑顔が励みになります。

             懐古庵主

 





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