11月1日(火)から入場料金が値上がり致します。
1 はじめに
前回のブログ(10月24日付け「貸し教室の改善」)でも記載しましたが、今後、古民家ギャラリー懐古庵では、営業スタイルを改善する予定です。
懐古庵では、大正時代に建築された貴重な古民家を後世まで維持管理し、地元から次第に失われてしまった「懐かしい文化」を、ここ「懐古庵」に濃縮して保存し、来訪されるお客様に古き良き時代の郷愁(ノスタルジー)を楽しんで頂くのを目的としています。
懐古庵の魅力が「多様性」とは云え、営業面では色々な事を付け加え、
「ここは、どういう所ですか?」
などと疑問を持たれることが度々ありました。
その為、もう一度原点に立ち戻って営業スタイルを見直し、改善することに成りました。
2 懐古庵のアイデンティティ
懐古庵が「どういう施設なのか」という独自性と事業展開については、以前のブログ(10月17日付け「イベント用スペースの利用」)でも紹介しましたが、ビジネスの専門家から的確なご指導を頂きました。
つまり、小規模ビジネスでは、あれもこれも展開するのではなく、
「選択と集中」
が基本である旨であり、懐古庵のアイデンティティが、
・資料館なのか?
・古物店なのか?
・貸し教室なのか?
・喫茶店なのか?
判りづらい点のご指摘がありました。
それは、私共が全く気付かなかった的確なご指摘だったので、今後は
・「喫茶室」の廃止
・美術工芸民芸品展示コーナーの設置
・「貸し教室」の縮小
・古物・雑貨販売コーナーの改善
・販売予定の古美術品の資料展示
等々、本来思考していた「民俗資料館」としてのアイデンティティに相応しい
「古民家アートギャラリー」
へと転換して行くことに致しました。
3 11月1日(火)からの実施計画
(1)入場料の値上げについて
今までは、町内の方及び中学生以下の小人は無料、町外の方で高校生以上の大人は100円でした。
11月1日からは、
・町内の方及び中学生以下は200円
・その他、高校以上の大人は500円
になります。
(2)庭や販売コーナーへの立ち入り
庭の見学や玄関販売コーナーへは、そのまま無料で立ち入ることができます。
古美術品・絵画・書画などは、「美術工芸民芸品展示コーナー」に展示してありますが、入場料金以上の品物をご購入の際には、入場料金を値引きいたします。(入場料金が無料になる。)
(3)コーヒー等の注文について
元々コーヒー喫茶室だった8畳和室が、喫茶室を廃止して「美術工芸民芸品展示コーナー」に変わりますが、中央に1つテーブルが有りますので、少人数によるコーヒー・ジュース等のご注文は、可能な限り対応致します。
(4)貸し教室の利用について
「貸し教室」については、以前、8畳和室2部屋を利用して頂きましたが、11月1日からは、南側の部屋を「美術工芸民芸品展示コーナー」に変更したため、北側8畳和室1部屋の利用が可能な場合のみ予約を承ります。
料金については、打ち合わせのうえ決定したいと考えています。
また、外の表側庭先においても展示販売等のイベント企画が可能です。
ご利用の際にはご連絡下さい。
(5)古民家アートギャラリーの充実
事業内容を「古民家ギャラリー」としていますが、グーグル・ビジネスプロフィールでは、主体営業を「貸し教室」から「アートギャラリー」へと変更しました。
ビジネスプロフィールでは、「資料館」・「古民家ギャラリー」が該当業種に無かったことから、業種を「貸し教室」から「アートギャラリー」に変更しました。
この度、資料館に「美術工芸民芸品展示コーナー」を付け足して、古民具の展示以外に美術工芸民芸品の展示も行うことから、皆様にどういう施設なのか判り易くする為
「古民家アートギャラリー」
という看板を玄関に掲示しました。
やはり、以前には古民具の展示だけで多少魅力に欠ける点も有りましたが、今後は美術工芸民芸品等も展示して、お客様の期待に応えられる充実した施設に成るよう努力して参りたいと考えています。
4 おわりに
今後も物置の西の間を、古民家ギャラリー懐古庵「古物展示室」として活用し、土日には継続して「掘り出し物市」を催したいと考えています。
あまり焦らず、徐々に認知度が高まるよう地道に努力したいと思います。
以上のとおり、ビジネススタイルを改善して参りますので、これからも古民家ギャラリー懐古庵をよろしくお願い申し上げます。
懐古庵主
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