今年は、蓮を種から育成してみましたが、花を咲かすことが出来ませんでした。
1 はじめに
水生植物は、鉢植えの管理が難しいのを実感しました。
夏場、水鉢にはボウフラ対策が必要になります。
その為、メダカを飼って蓮や睡蓮と共存させることにしました。
しかし、大雨の時などメダカの管理が難しく、植物にまで手が回りませんでした。
2 生育状況
水鉢の形や大きさは様々です。
芽が種から出た時には、あまり差は見られず土も殆ど同じ赤玉を使いました。
しかし、生育状況には、鉢の大きさ・形・深さ等によって大分変化が見られ、葉の茎が長く伸びて行くのも有れば、いつまで経っても葉が水面近くで大きく成れない物まで色々でした。
生育の良い物だけでも育ってくれれば良いと思っていましたが、花芽を見ずに葉の周囲が枯れ出してきました。
調べたところ葉が枯れるのは、過度の熱、水の管理、病気などが原因の様ですが、はっきりした原因は判っていません。
3 蓮の管理と改善
大雨の時に水が溢れてメダカが外に流れ出ない様、水鉢をガレージの軒下で管理していましたが、水生植物には、水・土・光・熱などの管理が重要な為、メダカの飼育とは分けて考えることにしました。
その為、枯れた蓮の葉を剪定して鉢をガレージの外に置き、メダカを別のメダカ用水槽に移し替えました。
まず第一に十分な日光が蓮に当るのを最優先することにし、苗には肥料も施しました。
4 おわりに
今年、種から始めた蓮の苗は、9月頃までに花芽を持つ事は無さそうです。
来年は、今年育ったレンコンを使って再チャレンジしようと思います。
蓮の華を咲かせる事は出来ませんでしたが、葉が勢いよく育っている様子にも趣きあり中々良いものです。
古民家ギャラリー懐古庵
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