昭和のシングル・レコードのヒット曲は、殆ど保存されています。
シングル・レコードのコレクションが、約2,000枚あります。重量があるので、二段の書棚を分解して横に並べて収納しています。
レコード盤は、歌手ごと50音順に並べてあるので直ぐに取り出せます。
それぞれの棚には、名曲のジャケットを数枚出して展示しています。当時、ヒット曲を買うのに1枚2,000円位するLPレコードより、1枚400円位のシングル・レコードの方が格安だった為、シングルのヒット曲を買うのが楽しみでした。
LP(33回転)やシングル(45回転)は、昭和20年代後半から製造された様ですが、昭和30年代以降は蓄音機のSP盤に代わりレコード盤の主流になって行きました。
昭和60年頃にコンパクトディスク(CD)が主流となり、平成になるとLPもシングルも市場から無くなって行きました。その為、此の「昭和の懐かしいポリ塩化ビニール製レコード」は、昭和の後半に流行した物です。
何処の家にも有って、珍しい物ではありませんが、欲しい人には貴重な品物です。今では、1枚100円程度の中古品ですが、中には1枚1,500円で収集した物まで有り、価値や値段は色々です。
歌詞リストも備えてあり、各レコードはレトロ調プレーヤーで聴けますし、SP盤やLPレコードも聴く事ができます。
LPレコードは、自分が気に入った物だけ所蔵しています。
私の場合、昭和の哀愁が漂う「鎌田行進曲」が大変気に入っていたので、昭和初期に出たというSP盤(川崎豊と曽我直子のデュエット曲)を大分探したのですが、とうとう見付からず、1982年に映画化された「鎌田行進曲」のLPレコードを保存しています。
また、ポールモーリア等の軽音楽も好きだったので、120曲が聴けるベストアルバムを所蔵しています。LPレコードについては、それだけで何となく満足しています。
著作権の関係上、懐古庵では音楽を流していませんが、思い出の曲が有りましたらご利用ください。
昭和歌謡は、本当に素晴らしい文化です。名曲には心が癒(い)やされます。
私の場合、「神田川」「東京」「なごり雪」「初恋」「ケセラセラ」等の曲を聴くと、切ない青春時代を思い出します。このレコードコレクションを目にして、青春の想いに耽(ふけ)るお客さんが多くいます。
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