北東角に配置する石碑

清浄心(しょうじょうしん)

汚れのない信念、綺麗な心には 不可能を可能にする力がある。

                      南無観世音菩薩

この石碑は、庭の北東角に置かれています。

「清浄心」は、法華経25番目「観音経」の奥義。

日蓮宗が唱える「奉請(ぶじょう)」の中にもあります。

「唯願我等輩身心俱清浄 三業福智修成就如來事」

(「どうかお願い申し上げます。私達みんなが身心共に清らかで、三業と福徳と智恵とが正しく整い、仏様の悟りの世界に至れます様に」の意)

とあり、「明鏡止水(めいきょうしすい)の心」(邪念が無く澄み切っているさま)を表すものと思います。

「清浄心の石碑」は、当庵を護る言霊(ことだま)として鬼門に配置しています。


※明鏡止水:出典「荘子」徳充府、類語(虚心坦懐・晴雲秋月)


※参考文献

  小学館発行、夢・同人著

 現代名僧墨蹟集「いのちの言葉」


0コメント

  • 1000 / 1000