他を咎(とが)むるなかれ、他を咎めんとする心を咎めよ。
清沢満之(きよざわまんし)
1863年~1901年
明治期に活躍した浄土真宗大谷派の僧侶・哲学者、現大谷大学初代学長
(石碑の内容紹介)
素材は大理石、北側庭の奥に配置しています。
この石碑は、私の初期の作品で多少精度に欠けた仕上がりは、苦心の現れでもあります。
『名言を石碑に残しておきたい』と思った時、最初にこの名句が頭に浮かびました。
言葉は時に刃物になる。
本当に自分を大切にする人は、他人(ひと)を大切にする。
寛容な心を持って、他人(ひと)を批判しない。
道徳過ぎるも不道徳!
自分の感情に任せて細事に囚われ、他人(ひと)を批判するのは「不道徳な者」がする事である。
不道徳な人程モラルが低く、道徳心を振りかざして他人(ひと)を攻撃する。
相手を批判する自分の心を反省し、むしろ相手の面子(めんつ)を立てて、心から褒(ほ)める程の懐(ふところ)の深さが必要である。
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