ピタゴラスの名句碑

怒(いか)りは常に愚行(ぐこう)にはじまり 悔恨(かいこん)に終わる。

石碑は大理石、当庵の南側庭に配置しています。

(ピタゴラス)

 紀元前582年~紀元前496年

 古代ギリシャにおけるソクラテス以前の数学者・哲学者で、紀元前6世紀にピタゴラス教団を創設した。

 三平方の定理(直角三角形の3辺の長さの関係を表す定理)は、このピタゴラス教団から生まれたもの。(ピタゴラスの定理)

(内容説明)

弱い人ほど、人を許すことが出来ない。

心の強い者は、人を許す強さを持っている。

怒りは弱さの現れ、忍耐は強さの証(あかし)である。

自己顕示欲に囚(とら)われた傲慢(ごうまん)さは、道理の判らない思い込みであって、感情をコントロールし相手の気持ちになることが出来ない。

「和(わ)は礼(れい)から来る」(孔子)という。

「悌順(ていじゅん)」とは、他人と争わずに誠実に振る舞う事をいう。

公共心・道徳心・倫理観を忘れず人を敬愛し「ならぬ堪忍 するが堪忍」である。

今回紹介した名句は、心に刺さる「寸鉄の言」であるため、この句碑の前で立ち止まるお客様が時々います。

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