パールバックの名句碑

自分が無力だと考えない限り
人は誰も無力ではない

パールバック:1892~1973年

 アメリカの女性小説家、代表作「大地」1938年にノーベル賞 受賞。

(石碑の説明)

 素材は大理石、製作期間は約2週間、当庵の南側庭に配置しています。

 自分を信じることは、成功を収める為に最も重要な要素である。

 自分に自信を失っている人は、心の奥に有る核(自分を信じる尊厳)が失われている。

 「自分は駄目な人間だ」と思えば、全てに自信を失い苦しくなる。

 自分を取り戻すには、ネガティブ思考ではなく、ポジティブ思考(積極思考)が大切であり、決して自分を無力だとは考えない事である。

 所詮、人間の一生は、

   起きて半畳、寝て一畳

   100年先には誰も居なくなる

と、気楽に生きれば暖かい風が吹いてくる。

 「大地」では、重い知的障害の娘を持った父親が持つ、娘に対する世間の冷たい眼差しと将来自分が居なくなった後に対する不安が、パールバック自身が抱えていた障害を持っていた娘への暖かい眼差しを通し、巧みに描かれています。

 パールバックは、宣教師の両親の下に生まれ、中国に渡って育ち、絶世の容姿に恵まれていました。才能にも恵まれ、何不自由のない暮らしの中で、障害を持っていた娘への慈悲と弱者に対する暖かい眼差しを通して、この様に愛情に溢れた強いメッセージ(名言)が生まれたのだと思います。


(当庵の理念とビジョン)

※古民家ギャラリー懐古庵では、社会に取り残されて自律出来ずに悩んでいる方に対し、全面的に協力して行きたいと考えています。





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